【健康講話】
2024年11月06日 イベント
日ごろの生活習慣を振り返り、より健康に過ごすことができることを目的に「健康講話」を開催し、今回も多くのご入居の皆さまにご参加いただきました。
今回のテーマは、「健康診断の重要性」について、グランガーデン鹿児島の協力指定医療機関の1つである、『よしのぶクリニック』 武元先生に解説をしていただきました。
健診は、患者様の健康状態を把握し、病気を予防することを目的としています。 特に、生活習慣病や心臓病、脳卒中などの疾患の可能性について把握することは、その後の早期発見、早期治療を始めることにもつながります。 健診の目的は、自身の健康な状態を認識、維持することで、患者様の健康寿命を延ばすことにあります。
健康診断で注目するべき検査として「あなたの心臓、大丈夫ですか?」「かくれ心不全、早期発見の鍵、NT-proBNP測定!」について詳しくお話しいただきました。
NT-proBNPとは心臓から分泌されるホルモンの一種で、心臓の機能が低下して心臓への負担が 大きくなるほど血液中に多く分泌され、数値が高くなります。
主に息切れや動悸、むくみ、咳、痰などの症状がみられることがあります。 原因はさまざまあり、たとえば心臓や心臓を動かす筋肉に血液などが十分に行かなくなる 心筋梗塞や狭心症、血管が弾力性を失った動脈硬化、高血圧などが挙げられます。
NT-proBNPについて、検査項目の1つに“BNP”という似たような項目がありますが、NT-proBNPの方が採取した血液中での安定性が高いという特徴があり、より検査結果の信頼性が高いと言われています。通常の血清で調べられるので、比較的簡単に検査することができるなど病気の予防や早期発見など健康管理に役立つお話を聞くことができました。
年に一度の健康診断を受けることで病気の早期発見ができ、万が一治療が必要となった場合でも、身体にかかる負荷や経済的な負担を軽減することができます。長く健康を維持するためにも、一度のみではなく継続的な受診が大切です。
その他にもいろいろな、お話しをしていただきましたが今回の健康講話の一部となります。